デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「那波屋九郎左衛門」の解説 那波屋九郎左衛門(初代) なばや-くろうざえもん 1633-1697 江戸時代前期の豪商。寛永10年生まれ。父常有は京一番ともいわれた両替商。弟の十右衛門と財産を分けて相続し,大名貸もおこなった。兄弟ともにおごりたかぶった振る舞いの罰として,京都所司代板倉重矩(しげのり)から宇治橋の架け替えを命じられた。元禄(げんろく)10年10月15日死去。65歳。名は祐弘。号は素順。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例