那覇の大あむ屋敷跡(読み)なーふあのおおあむやしきあと

日本歴史地名大系 「那覇の大あむ屋敷跡」の解説

那覇の大あむ屋敷跡
なーふあのおおあむやしきあと

[現在地名]那覇市久茂地三丁目

現在の久茂地(くもじ)小学校の一部にあたる。雍正一三年(一七三五)の久茂地村屋敷図(県立図書館蔵)によると、久茂地(くむじ)村の中心となる中の矼から東進し、「牧志のなりこふ」(ないくぶ原)に接する二一五坪の屋敷であった。「女官御双紙」によると、那覇の大あむは祖辺の大あむ、泉崎の大あむ、久米のいるいの大あむ、久米あかりい(久米あかるい)の大あむ、泊の大あむとともに、那覇・久米・泊(とうまい)などの地域の祭祀にかかわった。那覇の大あむは「浜の大あむ」ともいわれ、真壁大あむしられに属した。嘉靖年間(一五二二―六六)銭氏与那城親雲上直方の真牛金なる者が貞女であるとの評判により国王尚真に召され子の養母となり、那覇士女の頭になった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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