那須東原天蚕場(読み)なすひがしはらてんさんば

日本歴史地名大系 「那須東原天蚕場」の解説

那須東原天蚕場
なすひがしはらてんさんば

[現在地名]黒磯市東原ひがしはら

明治二二年(一八八九)東那須野ひがしなすの村に成立した大字。那須野ヶ原の北部にあり、北は同村大字鳥野目とりのめ、東は同黒磯、南は同埼玉開墾さきたまかいこん、西は高林たかばやし村大字青木開墾あおきかいこん近世は入会原野大輪地おおわじ原で、明治八年官有原野となった。同一四年、西山真太郎・新谷貞信・水沢英盈・岸上景夫・信知止・権田ら県勧業課の関係者が、三七三町歩の貸下げを受け、県令藤川為親・前県令鍋島幹なども株主に加わった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android