邦光史郎(読み)くにみつ しろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「邦光史郎」の解説

邦光史郎 くにみつ-しろう

1922-1996 昭和後期-平成時代の小説家。
大正11年2月14日生まれ。田中阿里子の夫。放送作家をへて,昭和37年「欲望媒体」を発表,産業推理小説の領域開拓。古代ミステリー「幻の近江京」,企業小説「三井王国」,歴史小説楠木正成」など多彩な作品で知られた。平成8年8月11日死去。74歳。東京出身。高輪学園卒。本名は田中美佐雄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

少子化問題

少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...

少子化問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android