邪行(読み)じゃぎょう

精選版 日本国語大辞典 「邪行」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐ぎょう‥ギャウ【邪行】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 仏教以外の異教。外道(げどう)の行法。
    1. [初出の実例]「或は証余得の思をなして邪行をほしいままにし、自を損し他を損し」(出典:貞享版沙石集(1283)三)
    2. [その他の文献]〔瑜伽論記‐六・上〕
  3. 邪淫行為
    1. [初出の実例]「此大地獄、復有十六別処。謂有一処、名悪見処。取他児子強逼邪行、令号哭者、堕此受苦」(出典往生要集(984‐985)大文一)

じゃ‐こう‥カウ【邪行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) ななめに進むこと。斜行。〔水経注河水
  3. 不正の行ない。よこしまな行ない。〔荀子大略

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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