郊労使(読み)コウロウシ

デジタル大辞泉 「郊労使」の意味・読み・例文・類語

こうろう‐し〔カウラウ‐〕【郊労使】

古代外国使節などが入京する際、出迎えてねぎらうために郊外に派遣された役人

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精選版 日本国語大辞典 「郊労使」の意味・読み・例文・類語

こうろう‐しカウラウ‥【郊労使】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代外国使節が入京する前に、これを郊外に幄幕(あくばく)を張って出迎えの準備をする者。
    1. [初出の実例]「凡蕃客入朝。〈略〉又預差定郊労使。慰労使。労問使。賜衣服使各一人。〈略〉賜太政官牒使各二人」(出典延喜式(927)一一)

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