郡の領(読み)こおりのみやつこ

精選版 日本国語大辞典 「郡の領」の意味・読み・例文・類語

こおり【郡】 の 領(みやつこ)

  1. ( 「評造」「評督」とも書く ) 郡を管轄する者。令制以前の官職地方官。令制の郡司大領にあたる。ぐんりょう。だいりょう。こおのみやつこ。こおりのつかさ。
    1. [初出の実例]「飛鳥浄御原大宮那須国造追大壱那須直韋提、評督被賜」(出典那須国造碑‐持統三年(688))
    2. 「国造の性識(ひととなりたましひ)清廉(いさぎよ)くして、時の務(まつりごと)に堪ふる者を取りて大領(コホリノミヤツコ)少領(すけのみやつこ)とし」(出典:日本書紀(720)大化二年正月(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む