都庁小包爆弾事件

共同通信ニュース用語解説 「都庁小包爆弾事件」の解説

都庁小包爆弾事件

1995年5月16日、東京都新宿区の都庁知事秘書室で、青島幸男知事(当時)宛てに届いた小包爆弾が爆発。当時44歳の都職員が手の指を失う重傷を負った。新刊書の内部をくりぬいて爆薬と起爆装置を入れ、表紙を開くと爆発する仕掛けだった。井上嘉浩いのうえ・よしひろ死刑囚、中川智正なかがわ・ともまさ死刑囚らの関与を認める判決が確定している。事件は捜査のかく乱が目的だったと認定されており、事件発生は松本智津夫まつもと・ちづお死刑囚=教祖名麻原彰晃あさはら・しょうこう=の逮捕と同じ日だった。

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