都路村(読み)みやこじむら

日本歴史地名大系 「都路村」の解説

都路村
みやこじむら

面積:一二五・三七平方キロ

田村郡北東部、阿武隈高地最奥に位置し、東は三郡さんぐん(六七六メートル)など六〇〇メートル台の分水嶺によって双葉郡浪江なみえ町・大熊おおくま町、南は大鷹鳥谷おおたかとや(七九四メートル)(九九二・五メートル)を結ぶ分水嶺によって双葉郡川内かわうち村、西は檜山、鳴子なるこ(七六四・九メートル)鎌倉かまくら(九六七・一メートル)を結ぶ分水嶺によって常葉ときわ町、北は鎌倉岳、五十人ごじゆうにん(八八三・一メートル)掛札かけふだ(標高六〇〇メートル)を結ぶ分水嶺と葛尾かつらお川・高瀬たかせ川の渓谷によって船引ふねひき町・双葉郡葛尾村と境を接する。中央部は標高三〇〇―五〇〇メートル台の渦状高原性盆地で、大鷹鳥谷山を源とする高瀬川が、みなみ川・山口やまぐち川を集めて東流する古道ふるみち川と合流し、北東部の村境沿いに東流する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報