ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「片倉景綱」の意味・わかりやすい解説
片倉景綱
かたくらかげつな
[没]元和1(1615).10.14. 陸奥,白石
安土桃山時代の武将。伊達政宗の重臣。通称小十郎,備中守。天正 13 (1585) 年,二本松城の在番。本宮,窪田,摺上原の諸戦に従軍して戦功があった。同 18年,政宗を説いて小田原攻め中の豊臣秀吉に謁見させ,大崎,葛西の乱にも活躍するなどその後の伊達氏発展の基礎を築いた。慶長7 (1602) 年,陸奥白石城主。
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