酒詰仲男(読み)サカヅメ ナカオ

20世紀日本人名事典 「酒詰仲男」の解説

酒詰 仲男
サカヅメ ナカオ

昭和期の考古学者 元・同志社大学教授。



生年
明治35(1902)年5月29日

没年
昭和40(1965)年5月31日

出生地
東京市

別名
筆名=土岐 仲雄

学歴〔年〕
同志社大学文学部英文科〔昭和2年〕卒

学位〔年〕
文学博士(同志社大学)〔昭和35年〕

経歴
東京開成中学校教諭を経て、昭和9年大山史前学研究所に入り、14年東京帝大理学部人類学教室嘱託、22年同助手、28年同志社大学文学部講師、29年教授となった。この間、13年に研究会誌「貝塚」を刊行、関東地方の貝塚研究、縄文時代の粟栽培説、石器時代食糧についての研究を進めた。著書に「日本縄文石器時代食糧総説」「日本貝塚地名表」「貝塚の話」「先史発掘入門」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒詰仲男」の解説

酒詰仲男 さかづめ-なかお

1902-1965 昭和時代の考古学者。
明治35年5月29日生まれ。東京開成中学教諭,大山史前学研究所所員,東京帝大助手などをへて,昭和29年同志社大教授。その間,13年研究会誌「貝塚」を刊行した。昭和40年5月31日死去。63歳。東京出身。同志社大卒。筆名は土岐仲雄。著作に「貝塚の話」「日本貝塚地名表」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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