酔歌(読み)すいか

精選版 日本国語大辞典 「酔歌」の意味・読み・例文・類語

すい‐か【酔歌】

  1. 〘 名詞 〙 酒に酔って歌をうたうこと。また、酔いに乗じて作ったりうたったりする歌。
    1. [初出の実例]「酔歌得桃源路、踏舞欲看李部栄」(出典本朝麗藻(1010か)上・暮春侍宴左丞相東三条第同賦度水落花舞〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔王維‐送孟六帰襄陽詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「酔歌」の読み・字形・画数・意味

【酔歌】すいか

酔って歌う。唐・杜甫〔端・復のにて、華に簡(手紙)せる酔歌〕詩 座中(せつくわ)、善く歌す 歌辭、自ら風格の老ゆるを作(な)す

字通「酔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android