デジタル大辞泉
「酔象」の意味・読み・例文・類語
すい‐ぞう〔‐ザウ〕【酔象】
1 酒に酔った象。転じて、凶暴なもの。
2 中将棋などで用いられる駒の一。成ると「太子」と称して王将と同格になる。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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すい‐ぞう‥ザウ【酔象】
- 〘 名詞 〙
- ① 酒に酔った象。転じて、狂暴なもののたとえにいう。
- [初出の実例]「酔象、此を見て忽に迯去ぬ」(出典:今昔物語集(1120頃か)四)
- [その他の文献]〔梁簡文帝‐八関斉制序〕
- ② 仏語。悪心のたとえ。
- [初出の実例]「傷害任レ意、不レ異二彼屠児一、暴悪遍レ身猶同二於酔象一」(出典:廬山寺文書‐天祿元年(970)一〇月一六日・天台座主良源起請)
- [その他の文献]〔北本涅槃経‐二五〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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