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中将棋 ちゅうしょうぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中将棋
ちゅうしょうぎ

鎌倉時代から江戸時代にかけて長く遊ばれた古将棋の1つ。平安時代大将棋から 150年ほどあとに現れた。古将棋には大将棋,太々象戯,摩訶太太象戯などがあるが,最も長く人気を保ったのはこの中将棋で,現在でもわずかながら興じる人がいるほどである。数は 92枚で,このなかで獅子という駒はまわりにある敵の駒を,みずから動かずに取ることができ,これを「獅子の居食い」という。現在の将棋は,中将棋などの古将棋から種々の変遷を経て完成されたといわれている。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

中将棋

海外から伝えられた日本の将棋には、駒の数に応じルールが異なる「小将棋」「中将棋」「大将棋」があった。中将棋は「酔象」「獅子」「麒麟(きりん)」など現代将棋(8種類40枚)にはない駒を含めた21種類92枚を使い、敵駒の再使用はできない。南北朝室町時代流行したが、時間がかかり、勝負がなかなか決まらないため廃れたが、京阪神に伝わり、故・大山康晴十五世名人も小さい頃から指した。

(2013-10-25 朝日新聞 朝刊 3社会)

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大辞林 第三版の解説

ちゅうしょうぎ【中将棋】

将棋の一種。盤は縦横各一二目、駒数は両方で九二枚あり、取り捨てにする。室町時代から行われた。

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世界大百科事典内の中将棋の言及

【将棋】より

… 藤原定家の日記《明月記》に将棋の記事があるように鎌倉時代にも将棋は遊ばれたが,この時代も貴族や僧侶の遊びであった。しかし平安時代の将棋や大将棋は変化して14世紀の中ころに新しい型の〈中将棋〉がつくられ,15世紀に広まった。中将棋は江戸時代の初期まで最も遊ばれ,第2次世界大戦前まで愛好家によって細々と遊び継がれた将棋である。…

※「中将棋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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