同格(読み)ドウカク

デジタル大辞泉 「同格」の意味・読み・例文・類語

どう‐かく【同格】

資格格式地位などが同じであること。「課長職と同格に扱う」
文法で、一つの文の中において、語あるいは文節が他の語あるいは文節と、文の構成上の機能が同一の関係にあること。
[類語]同一同形共通等しい同じ等価同等均等等し並み一律一様いちようイコール互角五分ごぶ通有普遍一つ類似相似酷似近似似たり寄ったり類縁髣髴通ずる通う通底いつにする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「同格」の意味・読み・例文・類語

どう‐かく【同格】

〘名〙 (形動)
① 地位、格式、品位などが同じであること。また、そのさま。
政談(1727頃)二「御旗本の家来金切米取る者も、諸大名の家来の知行取る者同格たりと」
瓦礫の中(1970)〈吉田健一〉五「アメリカと同格の聯合国である他の国々と」
② 文法で、同一の文中において、語あるいは文節が、他の語あるいは文節と、文の構成上同じ機能を果たしていること。
百学連環(1870‐71頃)〈西周〉一「我か国に於て同格なる語の用ひはあらさる所なるか故に」

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