(読み)そえ

精選版 日本国語大辞典 「酘」の意味・読み・例文・類語

そえ そへ【酘】

〘名〙 =そい(酘)
日葡辞書(1603‐04)「Soye(ソエ)〈訳〉すでに酒になるばかりになっている米の効率があがるように、あらためて加えるのに用いる米」

そい そひ【酘】

〘名〙 (「添い」の意) 清酒醸造で、酴(もと)を仕込んで一定期間後に加える、むした白米と麹(こうじ)と水との総称。そえ。〔十巻本和名抄(934頃)〕

そひ【酘】

〘名〙 ⇒そい(酘)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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