酸素水素炎(読み)サンソスイソエン

化学辞典 第2版 「酸素水素炎」の解説

酸素-水素炎
サンソスイソエン
oxyhydrogen flame

水素を酸素で燃焼する炎.化学当量混合物の炎の温度は3080 K で,燃焼速度は大きい(3680 cm s-1).

炎自体の発光が比較的少ないので,それを用いたフレーム分光法では,40種類以上の元素励起が観察され,発光スペクトルの特徴は大きなOH(281,306,343 nm),および O2(260,400 nm)のバンドにある.これを用いるハロゲン硫黄の微量迅速分析法(ウィックボルド法)も考案されているが,原子吸光分析原子蛍光分析にはあまり用いられない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む