醍醐忠順(読み)ダイゴ タダオサ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「醍醐忠順」の解説

醍醐 忠順
ダイゴ タダオサ


肩書
貴院議員,侍従

別名
通称=楫君

生年月日
天保1年3月17日(1830年)

出生地
京都

経歴
天保12年左近権少将、ついで中将、弘化元年正三位、安政4年権中納言、文久3年権大納言。明治元年参与、内国事務掛、大阪鎮台督、大阪裁判所総督となり、奥羽討伐に勲功。次いで大阪府知事。また昭憲皇太后の皇后宮大夫、のち侍従、侍従番長。9年宮中祇侯となり、23年貴院議員。17年侯爵。

受賞
従一位

没年月日
明治33年7月4日

家族
父=醍醐 輝弘(内相)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「醍醐忠順」の解説

醍醐忠順 だいご-ただおさ

1830-1900 幕末-明治時代公卿(くぎょう),官僚
文政13年3月17日生まれ。醍醐輝弘の3男。正二位,権(ごんの)大納言にすすむ。慶応4年参与となり,内国事務掛,大阪鎮台督,大阪裁判所総督をつとめた。さらに兵庫裁判所総督,大阪府知事などを歴任,その後侍従番長となった。従一位,貴族院議員。明治33年7月4日死去。71歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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