釈迦如来像(読み)しゃかにょらいぞう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「釈迦如来像」の意味・わかりやすい解説

釈迦如来像
しゃかにょらいぞう

仏教開祖釈迦如来の像 (→仏像 ) 。日本における代表的作例には法隆寺蔵,鞍作止利 (くらつくりのとり) 作『釈迦三尊像』 (623) ,神護寺蔵の仏画釈迦如来像』 (12世紀前半) がある。なお釈迦の生涯の8つの重要な出来事を「釈迦八相」と称し,これを彫像絵画などに造形化したものがインドをはじめ中国,朝鮮,日本の仏教美術作品にみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android