日本歴史地名大系 「里波見村」の解説 里波見村さとはみむら 京都府:宮津市里波見村[現在地名]宮津市字里波見日置(ひおき)村の北に続く海沿いの村。波見川の河口にあたる。慶長検地郷村帳に二九五・二九石「里波見村」とみえるが、延宝九年(一六八一)の延高で三二六石余となった(天和元年宮津領村高帳)。漁業を主とし地曳網・越中網を使用したが、伊禰(いね)浦(現与謝郡伊根町)や宮津の漁師との間に争いがあった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報