デジタル大辞泉 「重三」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐さん【重三】 《三を重ねる意》1 陰暦3月3日。また、その日の節句。上巳じょうし。《季 春》2 ⇒じゅうさん(重三) じゅう‐さん〔ヂユウ‐〕【重三】 双六すごろくで、二つの賽さいの目がともに三と出ること。朱三。ちょうさん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「重三」の意味・読み・例文・類語 じゅう‐さんヂュウ‥【重三】 〘 名詞 〙① 陰暦三月三日の節供。上巳(じょうし)。ちょうさん。② 双六(すごろく)で、二つの賽(さい)の目がともに三と出ること。ちょうさん。朱三(しゅさん)。[初出の実例]「重三重四の目に朱をさされてより以来、朱三朱四とよぶとこそみえて候へ」(出典:平治物語(1220頃か)上)③ 誓いを立てる時に添えることば。[初出の実例]「重三(ヂウサン)みぢん偽りは申さぬ、現金掛値なしといへば」(出典:洒落本・初葉南志(1780)) ちょう‐さん【重三】 〘 名詞 〙 ( 三が重なる意 )① 陰暦三月三日の節供。上巳(じょうし)。じゅうさん。《 季語・春 》[初出の実例]「元巳 重三」(出典:俳諧・誹諧通俗志(1716)時令)[その他の文献]〔閻朝隠‐三日曲水侍宴詩〕② 双六(すごろく)で、二つの采(さい)にともに三の目がでること。じゅうさん。朱三。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例