重地原村(読み)じゆうじはらむら

日本歴史地名大系 「重地原村」の解説

重地原村
じゆうじはらむら

[現在地名]野沢温泉村大字豊郷とよさと

この村は野沢のざわ盆地の南部台地上にあり、もと瑞穂みずほ村に属していたが、昭和三〇年(一九五五)四月一日飯山市より分市して野沢温泉のざわおんせん村に合併した。

開発の伝承には諸説あるが、慶安五年(一六五二)飯山城主松平忠倶の家臣粟津喜左衛門の検地で名請人五名、村高一〇石五斗一升四合の新田が成立した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android