重役人(読み)おもやくにん

精選版 日本国語大辞典 「重役人」の意味・読み・例文・類語

おも‐やくにん【重役人】

  1. 〘 名詞 〙 近世、重要な役目を勤める役人。上に立つ役人。おもやく。
    1. [初出の実例]「出入屋敷の重(オモ)役人と、無念を堪(こら)へて手向ひせねば、附け上がったる非道打擲(ちょうちゃく)」(出典:浄瑠璃・近頃河原達引(おしゅん伝兵衛)(1785)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android