日本歴史地名大系 「重田和村」の解説 重田和村しげたわむら 愛知県:豊田市松平地区重田和村[現在地名]豊田市穂積(ほづみ)町 重田和巴(ともえ)川の支流矢並(やなみ)川の上流部にあり、足助(あすけ)街道の一部である六(む)ッ木(ぎ)―南古瀬間(みなみこせま)―二本木(にほんぎ)―重田和―酒呑(しやちのみ)を結ぶ重田和道が通る。カイトというカイト地名が残る。近世初めは幕府領、寛永二年(一六二五)酒呑の鈴木友之助領となり明治に至る。延宝三年(一六七五)から安永三年(一七七四)にかけての年貢免状(重田和区有)三四通によると、元禄八年(一六九五)以後定免制の布かれたことがわかる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by