大患(読み)タイカン

デジタル大辞泉 「大患」の意味・読み・例文・類語

たい‐かん〔‐クワン〕【大患】

重い病気大病重病。「大患に倒れる」
大きな心配事。「国家大患
[類語]大病重病重症重患

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大患」の意味・読み・例文・類語

たい‐かん ‥クヮン【大患】

〘名〙
① この上もない心配。大きなわざわい。
正法眼蔵(1231‐53)仏経「人をしらざるは自佗の大患なり、天下の大患なり」
江戸繁昌記(1832‐36)三「去年初篇に記す、江都の一大患は火也のみと。切に都人火を慎を誡む」 〔礼記‐祭法〕
② 重い病気。大病。重病。重患。
※翰林葫蘆集(1518頃)一四・鹿苑院殿百年忌陞座「夢有一異人告白、公今年必有大患」 〔魏志‐杜畿伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「大患」の読み・字形・画数・意味

【大患】たいかん

大病。

字通「大」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報