重行村
しげゆきむら
[現在地名]打田町重行
東山田村の東に位置するが、村域は南北に長く、北側の大部分は山地。耕地はその南の山麓に広がる。東は北勢田村。集落部の西は神領・新の両村。中世は池田庄に含まれた地で、「続風土記」は村名は中世の名に由来するとし、「志解由幾」と訓を付す。
慶長検地高目録では高四二〇石余、小物成一斗一升一合。寛文五年(一六六五)の年号を付す重行村御検地帳写(和歌山県立図書館蔵)には田方三九八・六〇八石(二二町八反余)、畠方二四・六一四石(一町六反余)とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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