重障(読み)ジュウショウ

デジタル大辞泉 「重障」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しょう〔ヂユウシヤウ〕【重障】

仏語仏果を求めるのに障害となる重い罪業ざいごう。十悪・五逆の類。

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精選版 日本国語大辞典 「重障」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しょうヂュウシャウ【重障】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たび重なる障害。重大な障害。
  3. 仏語。罪障の重いこと。仏果のさわりとなる重い罪業(ざいごう)。十悪、五逆の類。
    1. [初出の実例]「一切の功徳にすぐれたる 南無阿彌陀仏をとなふれば 三世の重障(ぢうしゃう)みなながら かならず転じて軽微なり」(出典三帖和讚(1248‐60頃)浄土)

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