野城郷(読み)のきごう

日本歴史地名大系 「野城郷」の解説

野城郷
のきごう

和名抄」所載の郷。諸本とも訓を欠くが、能義郡に通じるとみてノキと考えられる。「出雲国風土記」によれば、意宇おう郡のうちであるが、郷名の記載はなく、郡家の東二〇里余に置かれたという野城駅がみえる。「延喜式」兵部省諸国駅伝馬条にも野城とあり、駅馬五疋が置かれ、現安来市域に比定される。風土記が地名の由来になったとする野城大神は「延喜式」神名帳では意宇郡四八座の一つとして野城神社とみえるが、同社は貞観九年(八六七)従五位上となった能義神であり(「三代実録」同年五月二日条)、現安来市能義町の能義神社に比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む