野府村(読み)のぶむら

日本歴史地名大系 「野府村」の解説

野府村
のぶむら

[現在地名]尾西市開明かいめい

野府川の東岸にあり、北はおく(現一宮市)に接する。「野符」とも書き、「神鳳鈔」に「二宮笑生御厨一名治開田神領、十五ケ里五百四十丁」とある地は、当村を中心とする地域であったとみられる。「寛文覚書」には、概高二千二六石余、田方七七町七反八畝余・畑方三七町九反三畝余、新田は三二三石余、戸数二二四、人数一千二六一とあり、大村であった。天保村絵図によれば、蔵入地が九五石余、「預ケ知」六五石余、「上ケ高」三〇石余で残り一千八三五石余が二七人の給知で、新田三二三石余は蔵入である。高野島こうやじまは枝郷。

縞木綿生産地帯の一つで、明治初年には織屋戸数八戸、桁数一二〇、品名結城・小倉、生産額七千一一八円とあり近隣では中程度の発達ぶりである(尾西織物史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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