野徳新村(読み)のとくしんむら

日本歴史地名大系 「野徳新村」の解説

野徳新村
のとくしんむら

[現在地名]上市町和合わごう

大塚新おおつかしん村の南、白岩しらいわ川の扇状地に位置し、東は赤木あかぎ村、西は横江新よこえしん(現立山町)、南は女川新おながわしん(現同上)栃津とちづ川沿いの道は高原たかはら(現同上)から分れて中村新なかむらしん村・当村を経て大塚新村に至り、そこで神田じんでん村・横越よこごし村と赤木村への道に合流する。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高四三石、免三ツ三歩、ほかに明暦二年(一六五六)の新田高二石(三箇国高物成帳)。その後享和三年(一八〇三)・文化一四年(一八一七)・天保九年(一八三八)の手上高が計一二石あり、都合高五七石となる(天保一一年「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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