野村喬(読み)ノムラ タカシ

20世紀日本人名事典 「野村喬」の解説

野村 喬
ノムラ タカシ

昭和・平成期の演劇評論家,近代文学研究家



生年
昭和5(1930)年11月11日

没年
平成15(2003)年2月16日

出生地
三重県桑名市

学歴〔年〕
東京大学文学部国文科〔昭和28年〕卒,東京大学大学院修了

経歴
昭和33年より劇評を書き始め、のち雑誌「テアトロ」の編集参画編集長、社長を務め、62年に退職。以後歌舞伎新劇からオペラミュージカルまで演劇評論の分野で幅広く活躍。歌舞伎の脚本、演出にも携わった。愛知淑徳大学大学院教授、青山学院女子短期大学教授も務めた。著書に「評伝真山青果」「内田魯庵伝」、編集に「内田魯庵全集」「小山祐士戯曲全集」「真山青果全集」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野村喬」の解説

野村喬 のむら-たかし

1930-2003 昭和後期-平成時代の演劇評論家。
昭和5年11月11日生まれ。近代文学を研究し,「内田魯庵全集」「小山祐士戯曲全集」「真山青果全集」などの編集にあたる。昭和33年から演劇評論をはじめ,39年雑誌「テアトロ」編集長。歌舞伎,オペラを中心に幅ひろい評論活動をおこなう。平成15年2月16日死去。72歳。三重県出身。東大卒。著作に「評伝真山青果」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「野村喬」の解説

野村 喬 (のむら たかし)

生年月日:1930年11月11日
昭和時代;平成時代の演劇評論家;近代文学研究家
2003年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android