野村清(読み)ノムラ キヨシ

20世紀日本人名事典 「野村清」の解説

野村 清
ノムラ キヨシ

昭和・平成期の歌人 元・千代田生命保険専務。



生年
明治40(1907)年5月25日

没年
平成9(1997)年8月24日

出生地
静岡県清水市

学歴〔年〕
慶応義塾大学経済学部卒

主な受賞名〔年〕
日本歌人クラブ賞(第12回)〔昭和60年〕「皐月号」

経歴
「とねりこ」「三田短歌」を経て北原白秋師事、昭和10年短歌雑誌「多磨創刊に加わる。28年「コスモス」創刊発起人となり、同選者。現代歌人協会監事も務めた。歌集に「木犀湖」「緑萼」「老年」「皐月号」、エッセイ集「緩なるべし」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野村清」の解説

野村清 のむら-きよし

1907-1997 昭和-平成時代の歌人。
明治40年5月25日生まれ。「三田短歌」をへて昭和9年から北原白秋に師事し,「多磨」同人。28年「コスモス」創刊発起人となり,同誌選者をつとめる。60年「皐月号」で日本歌人クラブ賞。平成9年8月24日死去。90歳。静岡県出身。慶大卒。歌集に「木犀湖」,エッセイ集に「緩なるべし」など。
格言など】棺桶片足入れし老なれど片足でできることはしませう(「老年」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android