野沢吉二郎(3代)(読み)のざわ きちじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野沢吉二郎(3代)」の解説

野沢吉二郎(3代) のざわ-きちじろう

1899-1968 大正-昭和時代の浄瑠璃(じょうるり)三味線方
明治32年生まれ。7代野沢吉兵衛に入門,野沢吉童ついで庄治郎と名のる。仲間のねたみがもとで破門され,上京。近松研究会を主宰し,義太夫因(ちなみ)協会を創設して義太夫節の研究と発展につとめた。昭和43年6月12日死去。69歳。京都出身。本名は中川謙治郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android