野田鶴雄(読み)ノダ ツルオ

20世紀日本人名事典 「野田鶴雄」の解説

野田 鶴雄
ノダ ツルオ

明治・大正期の海軍造兵中将



生年
明治8年1月24日(1875年)

没年
昭和11(1936)年1月9日

出身地
京都府

学歴〔年〕
東京帝大工学部造兵科〔明治33年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔大正8年〕

経歴
明治33年大学を卒業して海軍に入り造兵中技士となる。呉海軍工廠製鋼部長、大正10年欧州駐在造兵監督官、11年東京造兵廠長、12年海軍技術研究所長などを歴任。大正14年造兵中将となる。この間、8年工学博士の学位を受け、欧米視察に派遣された。退役後は八幡製鉄所技監及び監理部長兼研究所長に推されたが、昭和9年日本製鉄創立と共に常務となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野田鶴雄」の解説

野田鶴雄 のだ-つるお

1875-1936 明治-大正時代軍人
明治8年1月24日生まれ。呉(くれ)海軍工廠(こうしょう)製鋼部長,海軍技術研究所長などを歴任。大正14年海軍造兵中将。退役後,日本製鉄の常務となった。昭和11年1月9日死去。62歳。京都出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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