野駄村(読み)のだむら

日本歴史地名大系 「野駄村」の解説

野駄村
のだむら

[現在地名]松尾村野駄

あか川支流の後藤ごとう川・鴨田かもだ川流域に広がり、東は平館たいらだて(現西根町)、南は寄木よりき村と田頭でんどう(現西根町)正保国絵図に村名がみえ、高二〇七石余。元禄十郡郷帳に野田村とあり、〆高は田方五六三石余・畑方四一石余。元文三年(一七三八)の給人書上によれば、産物として葛・わらび・ふき・ところ・うるい・むき茸・うどなどがある。「邦内郷村志」では蔵分一七六石余・給分四三八石余、家数九三、馬二六〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む