金棺(読み)きんかん

精選版 日本国語大辞典 「金棺」の意味・読み・例文・類語

きん‐かん‥クヮン【金棺】

  1. 〘 名詞 〙 金でつくった棺。金製の棺。
    1. [初出の実例]「金棺一掩、二月垂中夜之悲」(出典江都督納言願文集(平安後)六)
    2. 「釈尊御入滅の刻(きざみ)、金棺(キンクヮン)未だ閉ぢざる時」(出典:太平記(14C後)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む