金沢本町村(読み)かねざわもとまちむら

日本歴史地名大系 「金沢本町村」の解説

金沢本町村
かねざわもとまちむら

[現在地名]横手市金沢本町

横手から羽州街道を北に一里三二町余の仙北せんぼく金沢中野かねざわなかの村に北接する駅場。東は山地で、村内をくりや川・なか川が西流する。金沢柵かねざわのさくとその後の金沢城を中心に発達した。

「津軽一統志附巻」(横手郷土史)および小野寺家系図(小野寺氏研究資料)によれば、長禄二年―応仁二年(一四五八―六八)南部守行の三男金沢右京亮が、旧金沢柵北方の金沢城に居住し仙北を支配したが、小野寺泰道によって滅ぼされたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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