20世紀日本人名事典 「金沢良雄」の解説 金沢 良雄カナザワ ヨシオ 昭和期の法律学者 社会保険審議会会長;成蹊大学名誉教授。 生年明治43(1910)年8月4日 没年昭和62(1987)年1月6日 出身地大阪府大阪市 学歴〔年〕東京帝国大学法学部〔昭和13年〕卒 学位〔年〕法学博士 主な受賞名〔年〕紫綬褒章〔昭和52年〕,勲二等瑞宝章〔昭和58年〕 経歴昭和23年東大助教授、28年北大教授、41年東大教授。46年退官して成蹊大教授となり、法学部長を務めた。東大教授時代、生活環境審議会小委員として、大気中の亜硫酸ガスや一酸化炭素の環境基準を設定。また60年には中央公害対策審議会環境保健部会長として、公害指定地域の全面解除、患者の新規認定打ち切りを中心とする答申案をまとめた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金沢良雄」の解説 金沢良雄 かなざわ-よしお 1910-1987 昭和時代の法学者。明治43年8月4日生まれ。北大教授をへて昭和41年母校東大の教授となる。のち成蹊大教授。経済法や公害・環境法を研究。独占禁止法研究会会長として独禁法改正に,さらに中央公害対策審議会委員として公害行政にかかわった。昭和62年1月6日死去。76歳。大阪出身。著作に「経済法」「独占禁止法の構造と理論」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by