金白檀(読み)キンビャクダン

デジタル大辞泉 「金白檀」の意味・読み・例文・類語

きん‐びゃくだん【金白×檀】

漆の塗り方の一。全体金箔きんぱくをおき、その上に透き漆を薄く塗るもの。

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精選版 日本国語大辞典 「金白檀」の意味・読み・例文・類語

きん‐びゃくだん【金白檀】

  1. 〘 名詞 〙 漆の塗り方の一つ。はじめ、一面金箔(きんぱく)、または、金泥(きんでい)をおいてから、その上に透漆(すきうるし)を薄くぬったもの。
    1. [初出の実例]「鞘は黒くぬりしに、千段巻といふごとくに巻し所を金白檀といふものにせし也」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上)

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