精選版 日本国語大辞典 「金看板甚九郎」の意味・読み・例文・類語 きんかんばん‐の‐じんくろう‥ジンクラウ【金看板甚九郎】 宝暦(一七五一‐六四)頃実在した江戸の侠客。講談や歌舞伎脚本「金看板侠客本店(きんかんばんたてしのほんだな)」などで名高い。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金看板甚九郎」の解説 金看板甚九郎 きんかんばんの-じんくろう 1694-1765 江戸時代中期の侠客(きょうかく)。元禄(げんろく)7年生まれ。江戸芝神明前で,亀屋と号し,駕籠(かご)かきや手まわり人足の口入れ業をいとなむ。義侠心にとむことで知られた。河竹黙阿弥作の歌舞伎「金看板侠客本店(きんかんばんたてしのほんだな)」の主人公のモデル。明和2年6月26日死去。72歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例