金簪(読み)きんしん

精選版 日本国語大辞典 「金簪」の意味・読み・例文・類語

きん‐しん【金簪】

〘名〙 金で作ったかんざし金釵(きんさい)きんかんきんさん
※南郭先生文集‐初編(1727)五・青楼曲三首「遺却金簪酔倚楼、衆中戯著裘」 〔梁簡文帝‐代楽府・楚妃歎〕

きん‐かん【金簪】

〘名〙 (「かん」は「かんざし」の略) 金製のかんざし。金釵(きんさい)。きんしん。
置炬燵(1890)〈斎藤緑雨〉中「金簪(キンカン)一際細きを、前の方横たに挿されたるぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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