デジタル大辞泉 「一際」の意味・読み・例文・類語
ひと‐きわ〔‐きは〕【一際】
1 他と比べて特に目立っているさま。一段と。「
2 区別せず、ひとまとめに扱うさま。
「世の中はいと常なきものを―に思ひ定めて」〈源・若菜下〉
[名]
1 身分や地位などの一つの段階。
「身の数ならぬ―に」〈源・若菜下〉
2 あるとき。一時。
「(雷ハ)―はいと高くなれど、後遂げのなきなり」〈大鏡・道長上〉
[類語]特に・殊に・とりわけ・別段・なかんずく・特別・ことさら・殊の外・中でも・分けても・折り入って・わざわざ・せっかく・格別・格段・特段・特殊・特異・別に・これと言う・スペシャル・まして・なおさら・いわんや・さらに・余計・一層・もっと・ますます・いよいよ・より・も少し・もう少し・ずっと・なお・一段・