金胎両部(読み)コンタイリョウブ

デジタル大辞泉 「金胎両部」の意味・読み・例文・類語

こんたい‐りょうぶ〔‐リヤウブ〕【金胎両部】

金剛界胎蔵界金胎二部。胎金たいごん両部。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金胎両部」の意味・読み・例文・類語

こんたい‐りょうぶ‥リャウブ【金胎両部】

  1. 〘 名詞 〙 真言密教の本尊大日如来の有する智徳を表わす金剛界と、理徳を表わす胎蔵界。金胎両界。金胎。
    1. [初出の実例]「その神託は、数々に左も右も神力の悪魔を射払ひ、清めをなすも金胎両部の形なり」(出典:謡曲・金札(1384頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「金胎両部」の意味・わかりやすい解説

金胎両部【こんたいりょうぶ】

両界曼荼羅(りょうかいまんだら)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android