神力(読み)シンリキ

デジタル大辞泉 「神力」の意味・読み・例文・類語

しん‐りき【神力】

《「じんりき」とも》神の通力つうりき。また、霊妙不可思議な力。霊力。しんりょく。

しん‐りょく【神力】

しんりき(神力)

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精選版 日本国語大辞典 「神力」の意味・読み・例文・類語

しん‐りき【神力】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じんりき」とも )
  2. 神の威力。神の通力人智人力を超越した霊妙不思議な力。神通力。しんりょく。
    1. [初出の実例]「誠言如来神力令一レ物楽者」(出典法華義疏(7C前)一)
    2. 「抑仏の神力(シンリキ)無量なり」(出典:私聚百因縁集(1257)二)
  3. イネ栽培品種。極晩生種で、収量も多く、明治から昭和にかけて西日本を中心に栽培された。

しん‐りょく【神力】

  1. 〘 名詞 〙しんりき(神力)
    1. [初出の実例]「其力を名けて神力と云ひ」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉四)
    2. [その他の文献]〔陶潜‐読山海経詩〕

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普及版 字通 「神力」の読み・字形・画数・意味

【神力】しんりよく

神わざのような力。〔宋史、岳飛伝〕生(うまれながら)にしてり。未だ冠せざるに、弓三百斤・弩石を(ひ)く。射を同に學び其のを盡す。

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