金錫(読み)きんしゃく

精選版 日本国語大辞典 「金錫」の意味・読み・例文・類語

きん‐しゃく【金錫・金笏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 黄金錫杖(しゃくじょう)。また、錫杖の美称
    1. [初出の実例]「碧海霞随金錫転、瑤京日暎錦袍温」(出典:蕉堅藁(1403)送端介然上京)
    2. [その他の文献]〔唐求‐送僧講羆帰山〕
  3. 天子帝王貴人の持つ杖。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android