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金門五三桐 きんもんごさんのきり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

金門五三桐
きんもんごさんのきり

歌舞伎狂言。5幕。別名題『楼門 (さんもん) 五三桐』。1世並木五瓶 (当時五兵衛) 作。安永7 (1778) 年大坂角の芝居小川吉太郎座初演。戦国時代の盗賊石川五右衛門 (1世嵐雛助初演) が実は明国の謀反人宗蘇卿の子で,竹地 (明智) 光秀の養子左馬五郎となっていたという,人形浄瑠璃風の複雑な筋。見どころは天下をねらう五右衛門と真柴久吉 (秀吉) が対面する南禅寺山門のせり上げなど,大道具を駆使したはなやかな場面設定にある。

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大辞林 第三版の解説

きんもんごさんのきり【金門五三桐】

歌舞伎。時代物。五幕。初世並木五瓶作。1778年初演。盗賊石川五右衛門を脚色した最初の作品。南禅寺山門の場が有名で「楼門さんもん五三桐」の名で上演される。

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