日本歴史地名大系 「金頸城跡」の解説
金頸城跡
きんけいじようあと
文和二年(一三五三)八月、南朝方の桃井兵庫助・長胤連らを討伐するため、能登守護吉見氏頼の嫡男修理亮詮頼を大将とする軍勢が七尾湾を渡り、同月二九日胤連の館に押寄せて館を焼払ったため胤連勢は金頸城に立籠り、吉見軍は「一口駒崎」に陣を取った(同年九月日「得田素章代斎藤章房軍忠状写」得田文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
文和二年(一三五三)八月、南朝方の桃井兵庫助・長胤連らを討伐するため、能登守護吉見氏頼の嫡男修理亮詮頼を大将とする軍勢が七尾湾を渡り、同月二九日胤連の館に押寄せて館を焼払ったため胤連勢は金頸城に立籠り、吉見軍は「一口駒崎」に陣を取った(同年九月日「得田素章代斎藤章房軍忠状写」得田文書)。
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