釜淵観音堂(読み)かまぶちかんのんどう

日本歴史地名大系 「釜淵観音堂」の解説

釜淵観音堂
かまぶちかんのんどう

[現在地名]田子町田子 七日市

田子の南、熊原くまはら川左岸の山麓に位置する。宝暦(一七五一―六四)の頃の御領分社堂に「正観音」とあり、往古は蟹沢山宣王せんのう寺と称したという。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」に「蟹沢観音 俗別当弥助」とあるのは当堂であろうか。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報