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釣合人形(読み)つりあいにんぎょう

精選版 日本国語大辞典 「釣合人形」の意味・読み・例文・類語

つりあい‐にんぎょうつりあひニンギャウ【釣合人形】

  1. 〘 名詞 〙 玩具一つ紙人形に竹を骨として一本脚とし、両手先端に「むくろじ」のおもりをつけ、中央の一本脚を支えているだけで均衡を保つようにした人形やじろべえ。彌之助。張合人形。水汲人形。
    1. [初出の実例]「釣合人形 玩具なり。江戸に彌次郎兵衛京師に彌之助伊賀に張合人形、また水汲人形、正直正兵衛等の名もあり」(出典:俚言集覧(増補)(1899))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の釣合人形の言及

【弥次郎兵衛】より

…享保(1716‐36)ころの浮世絵にもすでに登場しているが,名称の語源は与二郎という門付(かどづけ)が,笠の上でこれを舞わして見せて銭をもらい歩いたのが始まりという。与二郎兵衛,与二郎人形からさらに弥次郎兵衛,弥次郎人形,釣合い人形,水汲み人形,豆蔵などさまざまな名がつけられた。また正直正兵衛とも呼ばれたが,これはユラユラ揺れ動きながらも,つねに直立に立とうとする姿に由来する。…

※「釣合人形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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