釣格子(読み)ツリゴウシ

デジタル大辞泉 「釣格子」の意味・読み・例文・類語

つり‐ごうし〔‐ガウシ〕【釣(り)格子】

家の外側に突出した格子窓出格子でごうし

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精選版 日本国語大辞典 「釣格子」の意味・読み・例文・類語

つり‐ごうし‥ガウシ【釣格子・釣隔子】

  1. 〘 名詞 〙 外部に張り出した格子に横の桁が一本とりつけてあるもの。遊郭では下級局女郎の目じるし。
    1. [初出の実例]「ちいさき釣隔子(ツリカウシ)唐紙の龍田川も紅葉ちりちりにやぶれて」(出典浮世草子好色一代男(1682)一)

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